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2011年10月9日日曜日

特需について

被災地では、二輪の出荷が特需により倍増しているという記事を読んでいて、ふと特需を簡単に説明できるのかと思い、文字にしてみることにしました。

まずは記事の簡単な紹介から。


原付バイクが主に売れていて、購入理由は2点ほどあるようでした。

1.機動性
2.経済性

購入理由の基本はこの二つのようです。

車は高いですし、混みがちです。それに比べて、原付は、燃費もよければ、すいすいと移動できてしまい気軽に利用することができるため今回の売り上げ増加につながっているそうです。



さて、特需とはなんでしょうか。
学校で必ず習うことだと思います。なんとなくわかるのですが、いざ言葉にしてみると上手くいかないものだったりしますよね。ということで、説明してみます。


【特需とは】
一過性の出来事により、通常の需要が数倍に膨れ上がることです。また、特需の発生原因が一過性の出来事、ごいうことで、特需自体も一過性のものになるのが一般的です。

また、忘れてはいけないのが、特需の裏には大変な損失があるということです。例えば、今回の災害によって、紹介した上記の特需がおきました。また、ご存知、朝鮮特需も戦争がきっかけでおこったものです。どちらも大変大規模な損失が起きているのです。

今回の災害によって生まれた経済利益もあるでしょう。原発はその一つではないでしょうか。ドイツでは完全廃止の流れですが、他の国においては、必ずしも廃止ということでは内容です。

日本は海外のいくつかの国に、原発に関連する事業を締結するところまできていました。しかし、災害によってそれがなくなり、原発の先進国であるフランスが 利益を得ているかもしれません。すこし情報不足でこれ以上詳しいことは言えないのですが、原発の研究者にとっても、絶好の研究機会になっているのです。

だれかが損をしていれば、だれかが得をしているのです。またその逆も当然あります。そう考えるとできればネガティブな原因による特需なんて起きて欲しくないですね。


因みに、朝鮮特需についてもちょっと触れてみます。ぼくは歴史が大の苦手なので取り組んでみることにします。

朝鮮戦争によりおきたのが、朝鮮特需です。これは、当時の戦争中、日本がアメリカの中継地になっており、そこで大量のドルが投下されたことによるものです。

戦争の舞台は朝鮮半島。北にはソ連がつき、南には米国がついていました。ソ連が半島全土を支配することを恐れたアメリカが売って出たようです。

実態は北の中国人民義勇軍と、南の国連軍が、米ソの代理戦争をしていたのです。米ソがそれぞれに武器の支給や、教育を提供していたのです。その武器の製造に日本が関わったため大きな経済利益が日本には生まれたというものです。


以上が簡単ではありますが、朝鮮特需の説明になります。間違ってないですかね?笑
やはり誰かに説明するっていうのは難しいことですね。この記事は、週刊ダイアモンドで気になった記事です。

おそらく次もこの雑誌からなにかネタを使うと思います。

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