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2011年10月12日水曜日

リーマンショックがなぜ同時不況を招いたのか

リーマンショックがなぜ同時不況を招いたのか。めっちゃ簡単に書きます。


リーマン・ブラザーズは、アメリカのニューヨークに本社をおいていた大手の投資銀行及び証券会社です。

ドイツ南部から移住したリーマン兄弟によって1850年創立の会社です。

米国第4位の規模を持つ巨大証券会社、名門投資銀行の一つとされていたそうです。

しかし倒産してしまいしたね。

[ http://ja.wikipedia.org/wiki/リーマン・ブラザーズ ]


リーマンがなぜ潰れたのか、それはとりあえず置いておきます。これがなぜ不況を招くのかです。

倒産するまで、格付けがAAAの大手、リーマンが潰れることで、他の金融機関も倒産するかもしれないという不安を煽り、銀行はお金を回収しようとします。

さらに、銀行が損失を防ぐために貸し渋りをすることで、企業の資金繰りは苦しくなるのです。

企業の資金調達源は大きく分けて、自己資本と負債になります。経済や経営の勉強をしたことがある方はわかるかもしれませんが、負債は決して悪いものではありません。負債は持っているのが当たり前だし、それが企業価値の証明にもなって行くわけです。

借り入れをすることで、より大きな事業に挑戦し、スケールメリットを手に入れて行きます。

負債が増えるとニュースになるのはマイナス面はもちろん想像した通りなのですが、プラス面では新しく何かに投資するということにもなるのです。


生産のための負債はよいのですが、消費するためだけの負債は避けたほうがいいでしょう。

後者は、私たちが一般的に負債に持っているイメージのことです。個人の負債に早々メリットはないかと思います。


さて、話がすこしそれてしまいました。

この負債ができないことで、企業側の資金繰りが難しくなり、倒産が起きたり、リストラで対応するなどの策が取られるわけです。

すると、収入は減り、失業者が増え、消費が冷え込み不況に。


これはアメリカでおきた不況ですが、アメリカにたくさん輸出している国はどうなのでしょうか。

不況なアメリカに輸出した商品がおかれるのです。当然買ってもらえないでしょう。
そうすると、日本企業などにも打撃がおき、日本や欧州も不況に陥るのです。

さらに、中国などの商品は日本や欧州にもあります。ということは不況にまきこまれた日本欧州も消費は冷え込んでいるため、中国にも不況がおとずれます。


経済の中心が崩れると世界にすぐ影響が出るのです。簡単ではありますが、いじょうが世界同時不況への流れです。

投資家は損をしないように、ものすごい速さで判断をするのです。あっという間の出来事になるわけです。

国はお金が回るように、金利の引き下げを実施。貸出がふえるようにして景気回復を目指して行くわけです。

今回もゼロ金利政策やっているんですかね??勉強不足でわかりません。。。。


今回はいじょうで。

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