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2011年10月26日水曜日

『資本論』の前に #2

今回は『資本論』の中身にも微妙に入っていきます。次回から、中身にしっかり入っていきます。ちなみに、『資本論』を読みながら進めているのではなく、その解説書を読みながら進めていきます。

そのため、しばらくは『資本論』の前に というタイトルになっていると思います。


で、今日の内容は
  • マルクスについて
  • 共産党宣言
  • マルクス・レーニン主義
  • 『資本論』の要約



だよ





  • マルクスについて
もみあげとヒゲが一つになり、ライオンみたいな彼がマルクス。



マルクスは、1818年のこどもの日うまれです。かれはプロイセンでユダヤ人の家庭に生まれます。


歴史が苦手なので、詳しいことがわかりません!!これもまた勉強するので、今は各自調べていただきたい。


1824年にキリスト教に改宗しているようです。改宗ということは簡単なことではないと思うので、旧約聖書、新約聖書ともに読み込んでいると思われます。どうやら聖書を読んでいたからでてきた論理もあるようです。


そのため、わかりにくい用語、しらない用語が出てきたり、訳しにくい、もしくはしっくりこない語訳がされている場合があるようです。


かれはボンボンの家に生まれ、なんと、ボン大学に進学します。


笑うところなので、しっかり笑っておきましょう。あんまりおもしろくないのはわかっています。



  • 共産党宣言

親友エンゲルスは資本家です。以前にも紹介した資本家ですね。お金持ち、生産手段を持つ人です。彼にマルクスは援助してもらうことになるんです。

口にモップ、またはほうきをつけている彼がエンゲルス。

そして、色々図書館で勉強を重ね経済学を研究していくのです。


1848年、マルクスとエンゲルスで『共産党宣言』を発表。この頃日本は江戸時代

これで、資本主義の批判をしています。1859年『経済学批判』を出します。


共産主義の類義語に社会主義があげられるようです。定義の視点が少し違うようで、まったく同じではないのです。ですが、似たようなものと覚えておいてください。

資本主義をひっくり返そうという運動が起こり、「国際労働者協会」なるものができあがります。




  • マルクス・レーニン主義

1917年ロシア革命がおきました。レーニン(ウラジーミル・イリイチ・レーニン)が『資本論』をよみ、社会主義が必要だと革命を起こします。
こやつがレーニン。なんだか偉そうな顔してます。とりあえずイケメン。


ウラジーミル・レーニン





彼の父親は著名な教育者であり物理学者です。貴族に列するようでした。レーニンも当然貴族です。っぽい顔してるもんね。


でも、父親は偉いことに、息子に奴隷や貧困問題を息子達にしっかりと伝えていたんです。いい父親。で、息子たちは全員革命家です。




階級制度や貧困問題に嫌悪を抱いていたため、社会主義を目指すことになるんだと思います。これも社会主義を説明した内容を思い出せば納得がいきますね。




さらに思い出して欲しいのは、資本論で言われていたのは、行き過ぎた資本主義、つまりかなり発展したさきに資本主義が起こるとかんがえられていたのです。


しかし、1917年のロシアはどうでしょう。資本主義は発展していなかったのです。ということは、マルクスの想定した社会主義とは違うものなのです。豊かな経済の中で社会主義が発生するはずが、そうでない状況で発生したのです。


 革命を起こすのは、大きな会社で働き、ともに仲間になっていくような労働者を想定していました。資本家ではなく労働者です。


このロシア革命のときは、インテリどもが起こしたんですね。労働者のことなんて分かっていない人たちです。労働者による革命が想定されていたはずなのに。。。

その結果、労働者は、インテリにしたがっていればいいのだという構図ができあがります。インテリ軍団が当時の共産党であり前衛党です。前衛、前にいるってことですね。この流れから誰が先頭をきっているのかわかりますね。インテリ軍団です。共産党の言うことだけきいとけや!っていうモデルが広まってしまうのです。

共産党宣言ではまず最初に民主主義の獲得を唱えていたようです。これは現在ではたくさんの国で実現されていますね。『資本論』でも民主主義を目指すべきだとしていたようです。レーニン以降の時代では民主主義は実現されていません。


社会主義の悪いイメージばかり出てきますが、それは状況によりけりですね。ベネズエラではチャベスと言う人が民主的な選挙、みんなにえらばれて社会主義制度の実現をしています。みんなで選んでいる国もあるんですね。

  • 資本論の中身の要約
労働があらゆる富の源泉。
資本家は労働力を買い、生産し、販売し、利益を上げ資本を拡大
競争は激化し、恐慌が。
大工場ではたらく労働者が組織行動をみにつけ、革命へ。


こんな感じのようです。
前もこんなようなこと書いた気がします。

恐慌とは、経済的な危機だと覚えてください。マルクスから言わせれば、資本主義の矛盾というやつらしいです。資本主義の矛盾も説明しました。

競争が激しくなるともっと売りたいとみんなが思うんです。そうすると過剰に、無駄に多くの生産がされることになります。効率的に生産しないとだから、機械がいるね。人はあまりいらなくなるね。

人がいらないなら失業してしまうね。そうするとお金がなくなる。買えなくなる。いっぱい商品売りたいのにうれなくなる。

っていう流れのことだと説明しました。こういう危機に陥り、団結して動くことを覚えた労働者たちが、その格差、不平等を打破するために革命を起こすと考えられていたのですね。


本日は以上です。

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